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当院の活動記録

当院の活動記録

D-MATロジスティクス研修

2012-03-14
通信環境の確保!!!衛星電話を立ち上げ、情報収集!!!!
災害時に入る膨大な情報を整理して書くのは大変。。。。
たくさんの被災者を次はどこに搬送しよう。イヤっ!待て!そこの病院の被災状況はどうなっているのか。

こんにちは

皆さん、未曽有の大震災から、早くも1年ですね。
この1年、皆さん色々考えさせられた1年だったと思います。

 私自身もその1人でして、7月に研修を受け、DMAT(災害急性期に活動できる機動性を持った トレーニングを受けた医療チーム)隊員となりました。当院では、昨年2月に研修を受けた第1隊と合わせて、計2隊を有しています。日々研修を受け、今後の災害などに備えております。

 タイトルにあるロジスティクスとは、災害医療職種の中では、なかなか知られていません。
 これは災害医療において病院職員の医師・看護師以外の職種で構成されている職種で、業務内容は「医師・看護師の医療活動をあらゆる面からサポートすること」です。ロジスティクスには病院内の事務員・薬剤師・診療放射線技師・臨床検査技師・理学療法士等、いろいろな職種の方々で構成されています。

 私が隊員となり一番大変さを感じることは、通常業務とは異なった業務を災害時に行わなければならない点です。DMAT養成研修で学んでも通常業務に戻れば忘れてしまいます。

 ということで今回(3/10.11)、「近畿災害医療ロジスティクス研修会」に参加・見学してきました。

今回の研修会は、ロジスティクス専門の研修会としては全国でも近畿地方だけです。
研修会に参加し、「良い準備は良い結果を生む」その言葉通り、平時の準備が緊急時被災者の命を助けるということを痛感しました。

今後も良い準備をし、避けられた災害死を助けられるよう、尽力をつくします。

 投稿者:リハビリテーション室 加藤 大策

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