検査室

検査室あいさつ

 臨床検査とは医療における診断や治療のために必要な検査を指し、人体から得られた検査材料をもとにして行う検体検査と直接患者さんに触れて生理機能を調べる生理検査の二つに分けることができます。
 いずれも診療科に正確な検査データを迅速に提供することを職務として臨床検査技師が対応し、緊急検査(輸血業務や心臓カテーテル検査などを含む)についても24時間、365日対応できるよう努めています。また女性への配慮として、女性患者さんへの対応は可能な限り女性技師が行っています。
 検査の向こうには、患者さんがいることを忘れずに、責任ある検査の提供、チーム医療との関わりに重点を置き、臨床検査技師18名、事務職2名のスタッフ一同、協力しています。
 検査について、ご不明な点があれば気軽にお問い合わせください。

業務の紹介

生理機能検査
 生理機能検査とは人間の生体反応を調べることです。
 検査の種類には心臓や、神経、肺機能及び血管の状態を調べるものがあります。検査をするにあたって、最も重要なことは患者さんと私達検査技師の信頼関係です。患者さんの理解とご協力あってこそ、正確な結果を導き出すことができます。私達検査技師も患者さんが気持ちよく検査を受けられるよう、精一杯努力致します。
 具体的な検査項目は心臓超音波検査、心電図検査、呼吸機能検査、脳波検査、神経伝導検査、動脈硬化検査、睡眠時無呼吸検査などがあります。


病理検査
 病理検査は胃カメラや手術等で採取された組織を標本にし、顕微鏡で病変を詳細に観察する検査です。病理組織診断は病理医により行われています。手術中に病変の一部を取り出し、速やかに結果を報告する術中迅速組織診も行っています。
 細胞診検査は、婦人科擦過材料や喀痰、尿などに含まれている細胞を、細胞検査士という有資格者が良性・悪性とふるい分けを行い、細胞診専門医が確定診断を行う検査です。
 その他に病因究明のための病理解剖を実施しています。

尿検査
 「尿」の成分を調べると腎臓、肝臓や泌尿器系臓器の状態の評価ができます。また糖尿病、妊娠の有無なども分かります。体に負担をかけない検査で健康診断や治療中の病態や障害の程度の把握のために広く行われています。
 尿は、試験紙や機器を使い、また尿を遠心分離器にかけ、沈殿した成分の形態を顕微鏡で見たりして調べています。蛋白、糖、その他異常成分は出ていないか?赤血球、白血球、異常な細胞は出ていないか?
 当院では正確で迅速な結果報告に努めています。

血液・輸血検査
 血液は常に体中を駆け巡り、酸素や栄養または老廃物など様々な成分を運んでいます。その成分を測定することで、今体がどんな状態なのかを調べます。普通くらいなのか?普通より多いのか、あるいは少ないのか?前に測ったときより良くなっているのか、または悪くなっているのか?その結果によって病気の有無、治療方針、生活指導の必要性などが決まってきます。
 当院では100種類以上の血液検査項目を診察前に報告しています。
 また、血が足りない場合、輸血をすることがあります。輸血を受けるのにも血液によって相性があり、輸血をすることで重大な副作用を起こさないかどうか厳格な検査を実施しています。

細菌検査
 私達の身の回りには、目に見えないとても小さな生物(微生物)が存在しています。それらが時に感染症として人間の生活に大きな影響を与えることがあります。
 微生物は肉眼では見ることはできませんが、細菌検査で行われる顕微鏡検査や培養検査によって感染症の原因微生物を見つけたり、どんな薬が効くのか調べることができます。
 また、微生物が院内に広がらないように監視する、感染対策の役割も担っています。

臨床検査精度保証認証施設について

 精度保証施設認証とは、一般社団法人日本臨床衛生検査技師会が中心となり、臨床検査データの信頼性が十分保証されていると評価できる施設を認定する制度です。
 当院の検査室は、臨床検査データ標準化事業の基幹病院の認定も取得しており、平成23年4月に『臨床検査精度保証認証施設』に認定されました。(平成29年4月更新認定を受けました。)
 今後も臨床検査データの信頼性の維持・向上に努め、真に有用な臨床検査情報の提供を行ってまいります。
 

0
7
5
3
5
0