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消化器内科

消化器内科紹介

食道・胃・腸などの消化管や肝・胆・膵などの腹部臓器の内科疾患の診断と治療にあたっています。消化器内視鏡検査・治療や肝・胆道疾患の診断・治療を中心に幅広く消化器全般に対応できるようにしています。当院は、日本消化器病学会認定施設、日本消化器内視鏡学会指導施設、日本肝臓学会認定施設に認定されています。消化器内科医師は熊井達男医長、山形恒貴医師、北川浩太医師の3名です。
1.令和元年は、上部消化管内視鏡検査は3,567件、下部消化管内視鏡検査は931件、内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査は、155件でした。内視鏡検査は消化器内科医と外科医が協力して担当しており、消化器内視鏡専門医・指導医を中心に24時間体制で内視鏡検査・治療を行っています。また、超音波内視鏡検査による膵潰瘍の検査(観察・組織検査)等も行っています。ご紹介患者様は、絶食で午前中に受診して頂ければ、腹部超音波検査やCT検査、上部消化管内視鏡検査、S状結腸内視鏡検査は当日施行可能です。

2.当地は胆管結石症例が多く、内視鏡治療で最も多いのは、内視鏡的胆道ドレナージや胆管結石除去術などの胆道治療です。早期食道癌・胃癌・大腸癌に対する内視鏡治療(ESD)も積極的に行っています。胆道癌・膵癌による閉塞性黄疸に対しては、ステント留置による内視鏡的胆道ドレナージ術を行っています。食道・胃癌・大腸癌による通過障害に対しては、内視鏡的なステント留置による治療も行っています。

3.肝疾患では、肝臓専門医を中心に診療し、肝生検による病理学的な検査やウィルス性肝炎に対する抗ウィルス治療を積極的に行っています。肝細胞癌に対しては、外科治療や肝動脈化学塞栓術(TACE)、薬物療法を中心とした集学的治療を行っています。

4.腎臓内科の協力のもとに、劇症肝炎・重症膵炎に対して血液濾過・血槳交換療法を、潰瘍性大腸炎に対して白血球除去療法を行っています。

5.小腸疾患の検査であるカプセル内視鏡検査も積極的に行っており、福井県嶺南地域唯一の指導施設です。

6.胃潰瘍や胃癌の原因となるピロリ菌の除菌治療も行っております。ピロリ菌感染症認定医が常勤していますので、ご相談、ご紹介ください。

7.消化器癌(食道・胃・大腸癌・肝癌・胆道癌・膵癌)に対しては、各種画像検査(超音波検査・CT・MRI)や内視鏡検査を用いて診断・治療を積極的に行っています。癌治療に関しては、外科や放射線科と連携して治療を行います。切除不能進行癌に対しては、化学療法や放射線治療、緩和治療を含めた集学的治療を行っています。

外来担当医について

 担当医のスケジュールはこちらからご覧ください。

医師紹介

消化器内科医長
熊井 達男

熊井 達男 (くまい たつお)

【専門分野】
消化器内科

【所属学会・資格】
・日本内科学会(認定医・総合内科専門医・指導医)
・日本消化器病学会(専門医)
・日本肝臓学会(専門医)
・日本消化器内視鏡学会(専門医)
・医学博士

【メッセージ】
これまで北陸3県で医療に従事してきました。これまでの経験を生かし、嶺南の医療に貢献できればと思います。
消化器内科医師
山形 恒貴

山形 恒貴 (やまがた こうき)

【専門分野】
消化器内科

【所属学会・資格】
・日本内科学会
・日本消化器内視鏡学会
・日本消化器病学会

【メッセージ】
3月まで富山県砺波市で勤務しておりました。少しでも皆さまのお力になれるよう、精進して参ります。
消化器内科医師
北川 浩太

北川 浩太 (きたがわ こうた)

【専門分野】
消化器内科

【所属学会・資格】
・日本内科学会
・日本消化器病学会
・日本肝臓学会
・日本消化器内視鏡学会

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