外科紹介
概要
外科のスタッフは総勢8名からなり、専門分野別に胸部・乳腺・内分泌外科(横井、市橋)、消化器外科(竹内、杉森、小畑、福岡、矢尾、岸本)、血管外科(担当医)が中心となり、互いに協力して診療を行っており、各分野ごとに経験豊富な専門医が揃っています。
平成30年のNCD手術件数は468件で、最近は年間500件前後で推移しています。傷が小さく、体の負担が軽減される、腹腔鏡や胸腔鏡による手術も積極的に行っており、胆石、胃癌、大腸癌、虫垂炎などに対して、年間200件近くの鏡視下手術を行っております。また、緊急手術が多いことも特徴で、年間100件近くの緊急手術を行っており、重度の多発外傷では各専門分野を超えた協力体制で対応しているほか、腹膜炎による敗血症性ショック、多臓器不全など、手術のみならず血液浄化療法を併用した集中管理を要する症例も数多く手がけております。
診療は,診療ガイドラインを遵守した治療方針を原則としており、確実性の高い医療をモットーにしています。また、患者さんに十分納得して当院で治療を受けていただくために、セカンドオピニオンを積極的に推進しています。
平成30年のNCD手術件数は468件で、最近は年間500件前後で推移しています。傷が小さく、体の負担が軽減される、腹腔鏡や胸腔鏡による手術も積極的に行っており、胆石、胃癌、大腸癌、虫垂炎などに対して、年間200件近くの鏡視下手術を行っております。また、緊急手術が多いことも特徴で、年間100件近くの緊急手術を行っており、重度の多発外傷では各専門分野を超えた協力体制で対応しているほか、腹膜炎による敗血症性ショック、多臓器不全など、手術のみならず血液浄化療法を併用した集中管理を要する症例も数多く手がけております。
診療は,診療ガイドラインを遵守した治療方針を原則としており、確実性の高い医療をモットーにしています。また、患者さんに十分納得して当院で治療を受けていただくために、セカンドオピニオンを積極的に推進しています。
治療対象としている代表的な疾患
〈乳腺・内分泌外科〉
乳癌、乳腺良性腫瘍、甲状腺癌、甲状腺良性腫瘍、副甲状腺疾患 など
〈消化器外科〉
食道癌、胃癌、胃・十二指腸潰瘍、大腸癌(結腸癌、直腸癌)、GIST、虫垂炎、消化管穿孔、腹膜炎、腸閉塞、痔核、痔瘻、肛門周囲膿瘍、肝臓癌、胆管癌、膵臓癌、胆嚢・総胆管結石症、胆嚢炎、鼠径・大腿・閉鎖孔、腹壁などの腹部領域ヘルニア など
〈血管外科〉
閉塞性動脈硬化症、下肢静脈瘤、慢性腎不全に対する内シャント作製 など
《得意とする診療技術》
〈胸部・乳腺・内分泌外科〉
胸腔鏡(補助)下肺切除術、胸腔鏡(補助)下縦隔腫瘍摘出術、
VASTマーカーによらないスリガラス陰影の新たなマーキング法、筋皮弁による胸壁再建
〈消化器外科〉
腹腔鏡(補助)下胃切除術 腹腔鏡(補助)下小腸切除術、腹腔鏡(補助)下結腸切除術、腹腔鏡下虫垂切除術 腹腔鏡下胃・十二指腸潰瘍穿孔縫合術、腹腔鏡下胆嚢摘出術、神経温存胃切除術、幽門輪温存胃切除術、自律神経温存直腸切除術 肛門温存直腸癌手術、局所麻酔・TLA麻酔下ヘルニア手術 各種メッシュでのヘルニア手術、切除不能癌に対する胆道および上部消化管ステント留置術、難治性腹水に対する腹水濾過濃縮再静注法(CART)、NBIや拡大観察を用いた内視鏡診断、バーチャル注腸検査、 バーチャル消化管内視鏡、3D-CTを用いた消化管および肝胆膵術前シミュレーション
〈血管外科〉
慢性腎不全に対する内シャント作製術
閉塞性動脈硬化症や内シャント不全に対する血管内治療(カテーテル治療)
(注)治療手技の適応は、病状等を参考に判断をします。
(注)治療手技の適応は、病状等を参考に判断をします。
がん診療
1.消化器外科の診療内容
(良性疾患)胃・十二指腸潰瘍、虫垂炎、消化管穿孔、腹膜炎、腸閉塞、痔核、痔瘻、肛門周囲膿瘍、胆嚢・総胆管結石症、胆嚢炎、鼠径・大腿・閉鎖孔、腹壁など腹部領域ヘルニア 等に対して手術治療を行います。緊急を要する疾患に対しては状況に応じて日夜を問わず手術を行っています。また胆石やヘルニアでは積極的に腹腔鏡下手術を導入しています。
(悪性疾患)食道癌、胃癌、大腸癌(結腸癌、直腸癌)、GIST、肝臓癌、胆道癌、膵臓癌など消化器系癌の手術治療を行います。ガイドライン適応病変に対して腹腔鏡下手術も行っております。進行再発症例に対しては、必要に応じて放射線治療や抗癌剤治療を行います。病状の進行程度によっては緩和ケアチームと連携し診療しています。
2.稀少がん、小児がん、AYA世代のがん患者への診療内容
(小児がん)当科では小児がん患者の加療を行っておりません。必要に応じて大学病院等専門機関へご紹介をさせていただきます。
(稀少がん)稀少な消化器がんは病状に応じて加療の対応を判断いたします。ご希望があれば大学病院等専門機関へのご紹介も可能です。
(AYA世代のがん)胃癌や大腸癌など通常のがんであれば病状に応じて手術加療を行っています。また高度医療機関へのセカンドオピニオンなども承ります。
乳癌累積生存率↑
結腸癌累積生存率↑
直腸癌累積生存率↑
胃癌累積生存率↑
結腸癌累積生存率↑
直腸癌累積生存率↑
外来担当医について
担当医のスケジュールはこちらからご覧ください。
医師紹介
竹内 一雄 (たけうち かずお)
【専門分野】
一般外科、消化器外科、乳腺外科
【所属学会・資格】
・日本外科学会(専門医)
・日本消化器内視鏡学会(専門医)
・日本消化器外科学会(認定医)
・日本臨床外科学会
・日本外科系連合学会
・日本消化器病学会
・日本胃癌学会
・日本乳癌学会
・日本癌治療学会
・日本臨床栄養代謝学会
・日本消化器内視鏡学会(専門医)
・日本消化器外科学会(認定医)
・日本臨床外科学会
・日本外科系連合学会
・日本消化器病学会
・日本胃癌学会
・日本乳癌学会
・日本癌治療学会
・日本臨床栄養代謝学会
・日本緩和医療学会
・PEACE指導者
【メッセージ】
医師となり今年で36年になります。これまで多くの疾患に携わらせていただきました。また いろいろな人たちの支えでここまでやってくることができました。いただきましたたくさんの支えに対して感謝の気持ちをもって、今までの経験を礎に 地域の皆様により良い医療を提供できますように 努めさせていただきますので よろしくお願い申し上げます。
杉森 順二 (すぎもり じゅんじ)
【専門分野】
一般外科、消化器外科
一般外科、消化器外科
【所属学会・資格】
・日本外科学会(専門医)
・日本消化器病学会(専門医)
・日本腹部救急医学会
・日本消化器外科学会
・日本癌治療学会
・日本静脈経腸栄養学会
・日本消化器内視鏡学会
・日本臨床外科学会
小畑 真介 (おばた しんすけ)
【専門分野】
消化器外科、消化器がん化学療法
【所属学会・資格】
・日本外科学会(認定医・外科専門医・指導医)
・日本消化器外科学会(専門医・消化器がん外科治療認定医)
・日本消化器内視鏡学会(専門医)
・日本消化器病学会(消化器病専門医・指導医)
・日本がん治療認定医機構(がん治療認定医)
・日本静脈経腸栄養学会認定TNTドクター
・日本消化器外科学会(専門医・消化器がん外科治療認定医)
・日本消化器内視鏡学会(専門医)
・日本消化器病学会(消化器病専門医・指導医)
・日本がん治療認定医機構(がん治療認定医)
・日本静脈経腸栄養学会認定TNTドクター
【メッセージ】
適切な外科治療、消化器がん治療を提供します。
福岡 秀哲 (ふくおか ひであき)
【専門分野】
消化器外科
【所属学会・資格】
・日本外科学会(外科専門医)
・日本消化器外科学会
【メッセージ】
・日本消化器外科学会
【メッセージ】
嶺南の皆様に最善の医療が提供できるよう、尽力して参ります。
矢尾 龍一 (やお りゅういち)
【専門分野】
一般外科
【所属学会・資格】
・日本外科学会
・日本消化器内視鏡学会
・日本消化器外科学会
・日本消化器病学会
・日本臨床外科学会
・日本外科系連合学会
・日本癌治療学会
・日本胃癌学会
・日本消化器内視鏡学会
・日本消化器外科学会
・日本消化器病学会
・日本臨床外科学会
・日本外科系連合学会
・日本癌治療学会
・日本胃癌学会
【メッセージ】
地元である敦賀で働けることをとても嬉しく思っています。患者様に最善の治療ができるよう頑張ります。
岸本 直樹 (きしもと なおき)
【専門分野】
外科
【所属学会・資格】
・日本外科学会
・日本消化器外科学会
【メッセージ】
・日本消化器外科学会
【メッセージ】
敦賀という素敵な場所で働けて光栄に思います。敦賀のために一生懸命働きます。
市橋 匠 (いちはし たくみ)
【専門分野】
乳腺,甲状腺,副甲状腺外科,胸部外傷
乳腺,甲状腺,副甲状腺外科,胸部外傷
福井大学から来られた2人の医師で2021年1月から新たな診療科「乳腺外科」が開始されたので、乳腺の新患や私が診ていた患者さんでも画像の経過観察のみの患者さんにはそちらでの診療をお願いしています。
【所属学会・資格】
・医学博士
・日本臨床外科学会
・医学博士
・日本臨床外科学会
専門医制度と連携したデータベース事業について
外科を受診される患者さんへ
外科では、National Clinical Database(以下「NCD」という。)への症例登録を行っています。これは、患者さんに最善な医療を提供するための検討を行ったり、また日本全国の標準的治療成績と対比することで当院の特徴と課題を把握し、改善につなげたりすることを目的とするものです。実施に当たっては、患者さんの自由意思を最大限尊重いたしますので、ご協力をお願いいたします。
- 本事業実施に当たっては、患者さんが本事業に参加されたくない場合にはデータ登録を拒否していただけます。当然のことですが、登録を拒否されたことで、診療等において患者さんが不利益を被ることが一切ございません。
- 登録される内容は日常の診療で行われている検査や治療の契機となった診断、手術等の各種治療やその方法等となります。これらの情報自体は患者さん個人を容易に特定することができないものですが、取扱い等にあたっては、関連法令等を遵守し、厳重に管理されます。
- 登録された情報については、治療成績向上及び健康の向上に役立てるために、NCDより集計・分析した情報が参加医療機関等へフィードバックされます。統計処理された情報ですので患者さん個人が特定されることはございません。
患者さんへ (2010-12-28 ・ 171KB) |