在宅医療推進センター
患者・ご家族様の思いに寄り添い、安心・安全にそして『その人らしい』在宅生活へ移行・継続できることを目指し、最期まで住み慣れた地域で暮らせるよう、『訪問診療』と『訪問看護』を行っています。そのため『訪問看護ステーションつなぐ』が併設されています。
令和7年からはオンライン診療も開始となります。
『訪問診療』・『訪問看護』の対象となる方
- 当院かかりつけの方(外来通院中・入院中)
- ご自宅でのお看取りを希望されている方
- 終末期の状態の方
- 医療依存度が高い方(在宅酸素・カテーテル管理・痛み止めの点滴 等)
訪問診療
ご自宅に医師が診察を行いに訪問します。
訪問診療 (定期的・計画的な訪問) | 往診 (緊急要請による訪問) | |
訪問 | ○ 外来通院困難と主治医が判断したとき | ✖ お看取りのときのみ○ |
訪問回数 | 週に1回、2週に1回など | |
訪問医 | 主治医または、訪問診療医 | |
お支払い | 市立敦賀病院 |

訪問看護
医師や介護支援専門員、他のサービス提供者との連携を図り、利用者さまがご自宅での生活を安心して送れるようにお手伝いいたします。
訪問 | 主治医の指示で看護師が訪問 |
訪問スタッフ | 訪問看護師・理学療法士・作業療法士 |
訪問回数 | 1週に1~3回(主治医の指示) |
保険 | 外来通院時と同じ保険証 または、介護保険証 |
お支払い | 訪問看護ステーションつなぐ(月1回) |

訪問看護のサービス内容

1.日常生活の看護
- 一般状態の観察(体温・血圧測定など)
- 身体拭き・入浴の介助
2.医療的ケア
- 医療機器の管理(人工呼吸器・輸液ポンプ/栄養ポンプ・在宅酸素 など)
- 中心静脈栄養に関する管理
- 点滴管理
- カテーテル管理(胃ろう・腎ろうなど)
- 床ずれの予防・処置
- 服薬の管理(麻薬など)
3.終末期の看護・ケア
- 痛みやだるさ等苦痛の緩和
4.介護者への支援
- 食事介助・オムツ交換の助言や指導
5.リハビリ
- 家庭でできる機能訓練
スタッフ
- 訪問看護師 ・・・ 4名
- 理学療法士・作業療法士 ・・・ 3名(適宜増員あり)
- 事務員 ・・・ 1名
オンライン診療
内容と方法
患者さんはご自宅で情報通信機器の動画を通して病院にいる医師の診療を受けることができます。訪問看護師が患者さんの自宅に訪問し情報通信機器を準備して診療の補助を行います。
(情報通信機器を用いた診療の初診において向精神薬の処方はおこないません)
(情報通信機器を用いた診療の初診において向精神薬の処方はおこないません)
対象となる方
オンライン診療の際、当日の診察前後で当院の訪問看護を利用される方
こんなときにご相談ください
- 最期をお家で迎えたい
- 退院が決まったが、家での療養に不安がある
- 器械・器具や管がついていて、介護するのが心配である
- 世話の仕方が良くわからない、自信がない
お問い合わせ
- 入院中の方 → 入院病棟の看護師または医療ソーシャルワーカー(MSW)まで
- 外来通院中の方 → 受診の際、主治医または外来看護師まで
ご遠慮なくお問い合わせください。